夢物語だと思って聞いてください。
長野かどこか、空気がきれいで水が澄んでいて、自然にあふれた土地。廃業した宿でもいい、廃校になった校舎でもいい、それと広い土地を譲り受けて、そこで理想の教育を行いたい。
合気道(修養)、指圧(癒し)、農業(食)、の3本柱。
道場をつくる。生活するための施設をつくる。食を支える農園をつくる。
一日のスケジュールはこうだ。朝日が昇るとともに起床。澄み切った空気の中稽古が始まる。さわやかな汗を流したら自ら収穫した食材で朝食を頂く。午前中、農園で農作業する。午後また稽古してもいい、勉強してもいい。夕食後一日の疲れを癒す指圧をお互いにやりあう。夜はおいしいお酒を頂きながら語り合うのもいい、ギターが得意なものがいれば囲んで歌うのもいい。いわば夏の夜のキャンプファイヤーの雰囲気。ひとしきり楽しんだらぐっすり休む。そしてまたすがすがしい朝を迎える。
それぞれの得意分野を最大限発揮できる環境を提供したい。
首脳陣には農業大臣、指圧大臣、文部大臣、合気道大臣、料理大臣などを置く。
有志や学生ボランティアを広く募り、共通の理念の下に自主性を重んじのびのびと生活する。
資金源の事業としては
ショートステイ(体験学習、転地療養)を迎える(義務教育、社会人などの受け入れ)
宿泊施設の経営(学生合宿の受け入れ)
研修施設の経営(農業系、教育系などの学生の受け入れ)
余剰農作物の販売
指圧治療
合気道場の経営
すでに前兆があるが今後のキーワードは「身体」「自然」「食育」になるだろう。ますます閉塞感が高まる中、自然回帰の流れは加速化するだろう。それは自然環境への配慮であり、同時に人間としての自然を求める欲求でもある。さらに人間関係の希薄化は未来に影を落とす。豊かな感性が奪われていく時代に、ふれあい、人間臭い、泥臭い、生活は日本の未来を担う愛と豊かな感性を備えた人材の育成に寄与することだろう
今多くの人はまだ気付かないかもしれないが、僕の夢物語はもっとも必要とされる教育事業になりうると確信している。30年後温暖化の悪化で日本でも現在隆盛を極める湾岸地域のほとんどが水没するという確かな予測がある。それを直視しないで、というか隠蔽されて突き進む経済がある。このままでいいのか、いやこのままいくことはできなくなる。その時あなたはどうしますか?恐怖におののき、絶望のあまり生きる希望を失っているだろうか。ちょっと早いかもしれませんが僕は提案します。どんなに厳しい現実が待ちうけようともありのままを肯定してより良く生きようじゃありませんか!未来をつくるのは良くも悪くも一人一人の人間です。夢だってそれが愛に満ちていればかなう時が必ず来ます。努力をすれば成長するという法則をつくった神さまですから、高い志をもつ人間に理解を示してくださるはずです。