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映画「重力ピエロ」を観た。
内容を予習していかなかったので、観るまでどんな映画かまったくわからなかった。
観てわかった、観させられたのだと。
その内容は「怒り」「暴力」「家族愛」
「怒らないこと」を書き込んだばかり。
日常には、怒らないではいられないことがある。
この映画はきれいごとでは片付けられない善と悪のはざま。
愛のかたちについて深く考えさせられた。
暴力のない世界をつくづく切望したい。
しかし、僕らが今生きる世界は泥沼の世界。
そこに蓮の花を咲かせようと努力している世界。
重力を超えられるか…
何度も読み返したい本がある。
アルボムッレ・スマナサーラ長老の「怒らないこと」
単刀直入、タイトル通りズバッと直球ど真ん中の筆致と内容。
人と接する仕事柄、人の「怒り」に触れることがあります。
一方で自分の中に、人のことを自分の思うように「なんとかしたい」という欲に伴う怒りの感情を発見することもあります。
職務としては「健康に関する啓蒙」を行っているとも言えますが、その本質にある「教育」を突き詰めていくと極論としての体罰の是非がやはりつきまとってくるのです。
「人は意図的に人を変えることができるのか」という命題です。
スマナサーラ長老曰く
「怒るのはバカのすることだ」と自分によく言い聞かせてください。「怒るのは徹底的に無知な人だ」と頭に叩き込んでください。怒っている自分を感じたら、「私は合理的ではない完全なバカで、何も理解できない無知な人間だから怒っているんだ」と真剣に自分に言わなくてはいけません。子供が何か悪いことをしても、なぜそうなったかきちんと把握していて、どう言えば改まるかという道筋が頭の中にできているときは、あまり怒らないものです。がっかりもしないし、怒りもしないし、落ち着いていられます。ということは「智慧が働いているときは怒らないということです。」
この本は徹頭徹尾「怒ってよい理由などない」「怒りは理不尽だ」「怒る人は弱者だ」「怒らない人にこそ智慧がある」「怒らない人は幸せを得る」というブッダの教えを冷静に分析していきます。
「怒るとなぜ損をするのか」が理解できれば、自分の中に怒りを発見したとき、それを打ち消すことができます。
相手の怒りに対したとき、「怒りとは何か」理解できていれば、怒りで対応することがなくなります。
「怒らなければ幸せになれる」
この言葉は紛れもなく本当です。
自分の過去を振り返ってみても「不幸だから怒る」「怒るから不幸になる」ことしかなかったからです。
ブッダやスマナサーラ長老のような悟りの境地には到達できなくても、今後「怒り」以外の選択肢を積極的に選んでいくようになるんだろうなと思う。
そういう意味で僕にとって画期的な本となった。
今、ウチでは長岡式酵素玄米をいただいています。
炊いた玄米をジャーの保温に入れっぱなしにしておくんです。
半永久的に!
すると発酵が進んで消化吸収がよくなるそうな。
カピカピになりそうなものですが、菌のおかげでしっとりを維持します。
玄米の唯一の短所は消化の悪さでした。
よく噛めば問題ないのですが、胃弱傾向のある人には負担がかかる場合もあります。
発酵、熟成が進むことで白米の半分の消化スピードになるとか。
食感はモチモチとして、うまみがあります。
なお、うまく発酵させるために講習会で詳細を学ぶ必要があります。
最初は「腐ってるんじゃないの?」と抵抗があるかもしれません。
ものは試し!食べたいという方はどうぞウチに遊びに来てください!
賞味期限ありませんから…
やみつきになるかもよ〜